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畳の豆知識

畳をもっと知って、興味を持っていただけたら幸いです。お手入れ方法もご紹介しますので、畳のある生活を快適にお過ごしください。

日本の住空間の基本となった畳

日本の住空間の基本となった畳

私たちは部屋の広さを、よく畳の「帖」で表しますが、畳が日本の住空間に欠かせない床材となったのは、平安時代のころからです。当時畳は部分的に敷かれていることが多く、畳の縁の色合いや模様が、その畳に位置する人の地位を示したといいます。


畳のサイズの違い

どれも同じように見える畳ですが、その大きさは少しずつ異なっています。それぞれに名前が付いていますが、なかでも代表的なものは、「京間」「江戸間」「中京間」と呼ばれるものです。

京間

京都以西で用いられている畳で、長さが6尺3寸(191cm)と、畳のなかでは最大のサイズ。関西では、この畳の大きさに合わせて柱の間隔を決める「畳割り」という方法で、建物が造られていました。

江戸間

長さが5尺8寸(176cm)と、京間よりひとまわり小さいサイズ。面積にすると京間の85%です。江戸では、柱を基準とする「柱割り」の建築手法であったため、この畳のサイズは柱間(柱と柱の間隔)に合わせて規格化されました。

中京間

主に愛知・岐阜・三重県の中京地方で使われている畳で、長さは6尺(182cm)。京間と江戸間のあいだに位置するサイズです。

その他

地域によってさまざまなサイズの畳がありますが、近年「団地間」と呼ばれる畳も普及しています。公団住宅や建て売り住宅に使用される独特なサイズで、長さが5尺6寸(170cm)、面積は京間の79%となっています。

畳のサイズの違い

畳のお手入れ方法

畳を長く美しく保つための、お手入れ方法をご紹介します。

日常のお手入れ

畳のお手入れは、掃除機+乾拭きが基本。掃除機は畳の目に沿って、ダニ発生の原因となる食べこぼしやホコリを丁寧に吸い取りましょう。空気の入れ替えをし、風通しをよくしておくことも、カビ・ダニの予防につながります。

畳干し

布団を干すのと同じ感覚です。干して畳の換気をすれば、気持ちよく過ごせます。理想は年に1〜2回、畳表を直射日光に当てないよう4〜5時間干すこと。畳を起こして空き缶などを挟み、換気するだけでもOKです。

畳裏返し

畳そのものをひっくり返すことではなく、畳表だけを裏返すこと。それだけで、新品の気分が味わえます。畳表の品質と擦れ具合にもよりますが、目安は4〜5年で裏返し、7〜8年程度で表替えといわれています。最寄りの畳屋さんに相談してください。

へこみの対処

家具の跡など畳にできたへこみは、タオルとアイロンで対処できます。硬く絞ったタオルをかぶせ、上からスチームアイロンをかけるだけで、元に近い状態まで回復させることができます。

しみ抜き

汚れの種類によって、以下のような対処が効果的です。

【 コーヒー、しょうゆ、ソースなど 】
こぼしたらすぐに拭き取り、食塩をかけます。食塩が湿ってきたら歯ブラシなどで畳の目に沿ってこすり、その後掃除機をかけます。

【クレヨン、化粧品など 】
住まいの洗剤を歯ブラシに付け、畳の目に沿ってこすり落としてください。その後、水拭き、乾拭きを丁寧にしましょう。

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